こんにちは、横浜市港北区の「訪問看護リハビリステーション新横浜」の看護師です。今回は、訪問看護ステーションで働く作業療法士の大切な役割についてお話しします。
作業療法士の主な任務は、利用者が日常生活で「できること」を増やすことです。着替え、調理、食事、入浴などの基本的な動作を、利用者に合わせた方法で安全に行えるようサポートします。
ご自宅をリハビリの場に
訪問看護では、利用者のお家がリハビリの場所になります。実際に使っている器具や食器を使いながら、日常生活に即したリハビリメニューを組み立てます。例えば、配膳の工夫や台所での料理練習など、日常生活を安全かつ楽しく過ごせるよう支援します。
趣味を通じたリハビリ
利用者の趣味や好きな活動は、リハビリのモチベーションになります。手作りのものを作ったり、庭での園芸活動をしたりすることで、利用者の「やりたい!」をサポートします。
安心できる暮らしのサポート
自宅での安心した生活を支えるため、「安全第一」の方法を提案します。滑りやすい床にマットを敷いたり、持ちやすい道具を提案したりすることで、暮らしやすい環境を作り出します。
訪問看護での作業療法士は、利用者の日常生活に直接役立つ実践的な支援を行います。日常の小さな「できた!」を一緒に喜ぶことが、この仕事の魅力です。作業療法士の方々にとって、この記事が参考になれば幸いです。
訪問看護リハビリステーションでは、一緒に働くスタッフを募集しています。ステーションの日々の様子はSNSでも更新していますので、ぜひチェックしてみてください。お問い合わせもお待ちしております。
在宅での作業療法の役割:
役割のカテゴリー | 具体的な内容 | 方法とサポート |
---|---|---|
日常生活のサポート | 着替え、調理、食事、入浴などの基本動作 | 利用者に合わせた安全な方法でのサポート |
リハビリの場の設定 | 利用者の自宅をリハビリの場に | 実際の器具や食器を使った日常生活に即したリハビリメニュー |
趣味を通じたリハビリ | 手作り活動、園芸などの趣味活動 | 利用者の「やりたい!」をサポート |
安心な生活環境の提供 | 滑りやすい床や持ちにくい道具の改善 | 安全第一の方法で暮らしやすい環境を作成 |
まとめ
在宅での作業療法は、利用者の日常生活を支える重要な役割を担っています。着替えや調理などの基本動作のサポートから、趣味活動を通じたリハビリ、安心な生活環境の提供まで、利用者の「できること」を増やし、日常の小さな成功を一緒に喜ぶことが鍵です。作業療法士として、利用者の笑顔を支えるこの仕事の魅力を感じていただければ幸いです。
参考リンク